自動車保険と免許証
自動車に乗る人は、免許証を持っているはずです。この免許証によって、あなたの自動車保険が割引されることもあります。自動車保険一括見積を出す前に免許書に色を確認しておきましょう。
免許証の色
免許証を持っている方は知っていると思います。管理人も持っていますが、まだブルーです。この免許証の帯の色は免許証を取るとグリーンから始まります。その後に更新によって、初心者更新を受けた後は、ブルーになります。さらに、ブルー状況のまま、5年間の間に、事故や違反を起こさなかった場合には、ゴールドになります。これが、いわゆる「ゴールド免許」なのです。
この免許証の帯の色は、その人の無事故歴の目安となりますので、それにより自動車保険を割引することがあります。自動車保険への影響としては、グリーンのときが最も高く(通常か、割り増し)になり、ブルー、ゴールドになるにしたがって安くなっていく場合と、ゴールドとそれ以外で分ける場合があります。一般的には、後者の方が多いようです。これは運転の熟練度ではなく、無事故歴ですので、運転をしてなくてゴールド免許を取る場合もあるそうです。
免許を取得した方がゴールド免許になるまでの日数は、早い人だと5年と40日、遅い人だと8年と少しかかります。つまり、2回目の更新か3回目の更新まで、無事故無違反だとゴールド免許となります。
条件
ただ、この条件について、主な運転者に26歳未満がいないという場合、つまり、26歳未満不担保の場合だけ割引すると言う条件がついていることもあります。そのため、あなたが26歳だとしても、家族の中に26歳未満の方がいて、その方も自動車の運転をするという場合には、割引にならない場合があるのです。同じく18歳で免許を取り、2回目の免許更新時に、ゴールド免許になったとしても、そのときは26歳未満でしょうから、割引の対象にならない場合があります。
この制度は少し変だと思いすか?確かに、26歳以上の方がゴールド免許だったとしても、18歳で免許取ったばかりという方が運転していたら、まだ運転に慣れていないはずですから、割引できないと言うのは判る気もしますが、2回目のゴールド免許で、なぜ割引にされないの?と考える方もいると思います。これは、管理人の予想では、ゴールドになる間での期間が襲い方に不平等にならないようにするためだと思います。
先ほどの18で免許を取ったとして、ゴールド取得するまでに早い方で、5年と40日で23歳になります。しかし、遅い方だと8年ちょっとで26歳になりますね。そうです、この26歳未満不担保と言うのは、ゴールドになるまで、遅い方の年齢に合わせた計算なのではないでしょうか?これをいいことだと取るか、悪いことだと取るかはあなた次第ですので、置いといて、この「ゴールド免許になるまで」の5年40日と8年ちょっとの開きは、結構長いですね。
例えば、2歳ほど違う兄弟がいたとして、兄が18歳のときに免許を取り、弟も18歳で免許をとったとします。そのとき、場合によっては弟が先に自分のゴールド免許を取得することもあり得るのです。これは、免許の更新が自分の「誕生日」が基準なのに対し、ゴールド免許となるには「免許を取ってから」が基準による違いのために生じることです。