保険会社とトラブル
保険会社とのトラブルの理由で多いのは、どちらが悪いかはともかく、保険会社が保険金を出さない(振り込まない)ことです。
トラブル内容
保険会社の割引や保険の補償額などは、さまざまあって、素人には良くわからない場合も多いです。そのため、パンフレットを見て分からない所は質問するべきなのですが、このパンフレットは補償額の最高額しか紹介していないことが多い上、補償額の最高額は支払われない事例が多いらしいです。その対応が正しいか、そうでないかは別として、全額補償は難しいのが実情のようです。
その代表例が時価額なのです。時価額が支払い限度額を示しています。例えば、修理代を要求した場合に、対物保険でその修理代で50万円だとしても、時価額が30万円だと判断されたら、30万円までしか支払われなくなるという事です。これでは、対物保険に入った意味がありません。そのため、こういった判断に対し、苦情が寄せられることもあるそうです。そこで、最近では、最近は時価を超えて一定額まで補償する対物保険もあるそうです。
時間についても、いろいろな苦情が押し寄せられるそうです。保険会社も会社ですから、1日8時間、週40時間以内という規則があります。しかし、事故とはいつ起きるかわかりません。特に、起こりやすいのは、日暮れの少し前、まだライトつけるほどではないと思う、薄暗くなってからと言われています。時刻を言うと、午後5時頃と言った所でしょうか?その時間には、普通の会社は終業時間です。
その時間帯後で、電話したら留守番電話で、事故のご相談は何時から何時までという場合もあるそうです。今でこそ24時間対応と言うのもあるそうですが、それでも、事故担当をする人がいなくなることもありますので、実際に24時間対応と言うのは少なく、アドバイスをするだけと言う場合もあるそうです。カメラが必要になるのは、そういった理由からです。自動車のダッシュボードに、使い捨てカメラでもいいから、1つだけでも載せておきましょう。
その他にも、保険の解約に関してもトラブルはあるそうです。解約に関してはとても面倒だそうです。例えば、保険内容の変更でも、新車に買い換えるから、保険内容を変更する事になった場合、その分の差額の返還が遅いそうです。月々いくらから新車に変えることによっていくらになる、「その差額」×「残契約月」=「返還金」という計算で多少手数料が引かれるにせよ、一日もかかるはず無いのですが、1ヶ月間も先にあることもザラだそうです。
また、保険の内容を変更した場合には、消費者が確認しなかったせいで、言った言わないの泥仕合になることもあるそうです。その場合は消費者を逃がさないために、保険会社が譲歩することもあるそうですが、譲歩できない場合は、保険会社の最終兵器が出ます。それは弁護士です。それで、一応収まると思います。変更する際には、何が変わるのか、補償されないのかを、しっかり確認しましょう。
保険会社は「保険」という目に見えない、触れられない物を販売しています。そのため、いろいろなトラブルも多いそうです。そのため、消費者のあなたと保険会社との信頼関係が重要なポイントになってきます。また、保険に入った場合や保険の内容を変更した場合には、どのような補償があるのか、補償されないケースなどをしっかり確認するようにしてください。