事故の加害者
自動車事故で加害者になりたがる方はいないと思いますが、一瞬の油断で加害者になることもあるのです。
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加害者となったら
今の日本の事故の理由は速度超過、スピードの出しすぎがトップとされています。あなたも、小学校や中学校の頃に、交通安全指導(?)みたい物があって、校庭やグラウンドでマネキンを相手に、自動車がぶつかった時どうなるかと言う実験を見たことがある人もいるかもしれません。そのときは、時速40kmでしたが、かなり遠くまで、飛ばされたのを、管理人は覚えています。
この速度超過と言うものは、大抵の人は当たり前になっています。制限速度と法廷速度による物です。法廷速度は普通自動車は60km/h(高速道路では100km/h)となっていますが、制限速度が決まっていれば、その速度を最高として走行することが決まっています。しかし、狭い道ならともかくとして、自動車が対向車も合わせて、4台走れるような場所では、60km/hの速度が当たり前になっていると思います。そのとき、事故を起こすと、事故の原因は速度超過となります。つまり、手っ取り早い原因になってしまいます。
交通事故を起こしてしまった場合には、大抵の方はパニックになる方もいるでしょう。迅速かつ適切な対応ができるかで、被害者の生死を分けます。自動車教習所でも教えられたと思いますが、日頃から「かもしれない」運転を行うこと。起こした場合の対応を覚えることが必要です。
また、あなたも事故の影響により、動けなくなる場合も充分に考えられますので、自分の連絡先や輸血のための血液型を示した物を携帯しておくのがいいでしょう。携帯電話のプロフィールに書いておくのもいいと思います。大抵は、携帯電話を持っている場合、その携帯で御家族などに連絡をするはずですから、それを見てもらえる可能性は高いと思います。自動車事故よりも、バイク事故は死亡率や後遺症などの可能性は高いそうですから、ライダーは特に注意してください。
事故の対応
あなたが動ける状態で、意識もはっきりしているのでしたら、被害者の状態を確認しなければなりません。ひき逃げの場合には、更に罪が重くなります。被害者の意識があるかを確認し、すぐに救急車を呼びましょう。被害者の意識が無い場合は、気道確保し、場合によっては人工呼吸をします。ただし、頭や首などをぶつけた場合には動かさないようにしましょう。二次災害を防ぐために、停止表示器材を置くか、停止表示灯をつけましょう。
次に、警察に電話をします。事故を起こした場所を分かるように伝えます。近くに目印となる物があればそれを伝えましょう。その後、警察の方に相手の名前、住所、勤務先、連絡先などを確認した後、自分の名前や連絡先を伝えて起きます。事故の目撃者がいたら、その方に証言をお願いしましょう。警察の方に、被害者の搬送先なども聞いて置いてください。
保険会社へ連絡します。事故の連絡をしてください。その際に、現場の見取り図や事故の経過を記録したり、写真を撮っておくと役に立ちます。できるだけ、いろんな角度から、多すぎると思うほど写すようにしましょう交通事故での慰謝料や治療費の支払いについて病院と保険会社に確認してください。
その後、被害者本人や相手のご家族にも、お見舞いとお詫びを行います。もちろん誠意を持ってお詫びします。被害者が死亡した場合は、葬儀に参列するなどが必要になると思います。その際、被害者のご家族はヒステリックになっている可能性もありますが、あなたは謝罪をすることしかできません。
その後、警察に出頭し、処分を受け、被害者側と示談交渉となります。しかし、罪や被害者の恨みは消えません。それを忘れることも難しいでしょう。あなたは、一生の後悔を残すことになります。被害者はもとより、加害者にも悲劇となるのが、自動車事故なのです。